グランパと私

グランパと私

案の定、12月〜2月は仕事でバタつき更新していなかった……。

お久しぶりです。

なんとか生きていますが、初めてコロナに感染したり花粉症にやられまくったり、ここ2ヶ月は3回くらい保険証を使いに行ったので保険料払ってて良かったーって感じですね。

しばらくは体力回復に努めます。

 

 

仕事の忙しさで文字から遠ざかっていたのもありつつ、祖父が亡くなったことをどう書いたらいいかわからなくて止まっていた部分もあります。

やっと、少しずつ整理できてきたから書けそうかな。

 

父方の祖父はとても頭が良くて、英語が好きで、私が小さい頃から「学ぶことの大切さ」を教えてくれていました。

私が生まれたのは北海道で、祖父母が住んでいるのは千葉だったから気軽に会える距離でもなく、高校生の頃までは数えるほどしか会えていなかったなと思います。

 

それでも私の節目のときは電話をかけてくれて、中学の頃は毎月のように祖父母合作の絵葉書を送ってくれていました。

葬儀の前日、手元に残していた絵葉書を見て、せっかくナンバリングしてくれていたのにどうして全部残さなかったのかなぁと後悔しました。

いつかこの日が来ることはあのときだってわかっていたのに、本当に来るとは思っていなかったのです。

本当に来てしまうと考えるだけで、あのときだって泣けていたのだから。

 

そうやって色々思いながら絵葉書を読み返していたら、やっと自分の中で祖父がいないことを理解しました。

もう電話をかけても「グッドモーニング、桃ちゃん」と呼ぶ声はない。

もう「何かあったら電話しなさい」と言われることもない。

もう家に行ったときに「お湯出したから手洗いなさい」と洗面所を案内する祖父はいない。

 

ボケる前にもっと色んなことを聞けば良かった。

もっと色んな学問の話をすれば良かった。

「グランパはこれについてどう思う?」と聞きたかった。

「どうして自分の呼び方をグランパにしたかったの?」と聞きたかった。

 

もう四十九日は過ぎたから、落ち着いたかな。

私はまだちゃんと受け入れられるかわからないけど、ちょっとずつ慣れてきたよ。

たまには夢に出てきてね。

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