【一人旅】神戸には恐竜と2人のおっさんがいた

こんにちは。
桝田モモナといいます。
緊急事態宣言も解除されましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は未だ収入0の日々を過ごしています。

 

皆さん、一人旅ってしたことありますか?

「え〜、旅って人と行くから楽しいんじゃ〜ん」
「一人旅って寂しくね?」

はい、そう思った方は正しい。
その通り。
一人旅は途中1回寂しい気持ちに陥ります。
「え、自分1人でこんな遠いところ来て何してんの?」って我に帰る時があります。

それでもね。

楽しさは段違いなんだよ!!!

 

 

ということで、今回は2018年9月に人生で初めて2泊3日の一人旅をした話をしようと思います。

場所は西の港町、神戸。
なぜ神戸なのかというと、大学の卒業制作で取材をするためでした。兼一人旅ですね。

高校生の頃から大好きなハンドメイドのカバン屋さんへ取材をするために、行動力の化身である私は脇目も振らず羽田空港から神戸へひとっ飛びしました。

 

 

ひとっ飛び、する予定でした。

 

 

どうやら乗る飛行機が到着していないようで、1時間以上待つ羽目になりました。

待ち時間の間、当時一世を風靡していた「王様ランキング」を一気読みしていたところ、最新話でちょうど搭乗できたのをよく覚えています。
ぜひ、予想外の待ち時間には「王様ランキング」をオススメします。

搭乗するときにお詫びで1000円配られたのですが、今のところ最初で最後の経験になっています。もしかして人生で一度だけのチャンスだったのでしょうか。

無事神戸に着き、その日の夕飯はホテルの近くにある商店街で食べることにしました。

目についたのは「明石焼き」
たこ焼きとは違い、ふわとろの生地に包まれていて、出汁の旨味が染みていて、とっても美味しかったです。

ただ、私は超小食なのにも関わらず、一人旅で浮かれていたのか調子に乗って20個くらいの物を頼んでしまったんですね。
「いや、いけるべ。お腹空いてるし!」とか思っていた自分を15分後には殴りたくなってました。
最終的には無理やり胃に押し込みました。タコを。ごめんなタコさん。

帰り道、美味しそうな豚まんが売っていて、あんなに腹いっぱいに食べたくせに購入し、ルンルン気分で帰っていたら、道の先に2人の男性がいました。
なんか嫌な感じだなぁと思っていたら、まさかの側溝に立ちション。

いやするんかい。
結構すぐ側に人通りあるよ?
え、もしかして私に見せつけてる???

そんなことを思いながら道を変えました。
良い子はちゃんとトイレでしようね。
己の人間性を守るために大事なことだよ。

 

 

次の日、インタビューの時間まで暇つぶしをするために商店街の散策をしていました。

ペットショップではものすんごくちっこいダックスちゃんを抱っこさせてもらったり(取材の源になりました)、お菓子屋さんの歴史を見学したり(お菓子美味しかったです)、インタビュー前というのにめちゃくちゃ観光してました。

 

 

しかし、そんな平和な神戸の街に現れた恐竜。

 

え、なに、怖い怖い!!!
と思った私。
あることに気づきました。

 

 

君、繊細な恐竜なのね。
めっちゃ可愛いじゃん。

なんのために置いているのか分からなかったので、知っている方は教えてください。

 

取材は無事に終わり、教えてもらったご飯屋さんへ行った私は、一仕事終えた達成感と高校生の頃からの夢を1つ叶えたことに満足な気持ちになっていました。
そしてご飯はものすごく美味しかったです。
お店自体がとてもお洒落で、思わず長居してしまいました。
アンティークのお皿やコップもたくさんあって、1個買ってしまいました。

 

為すべきことを為した私は、脳内メーカーをしたら一面”楽”という文字一色になりそうな勢いで観光を始めました。

神戸って3歩進んだらお洒落な雑貨屋さんがあるんですよね。

ビル全体に色んな雑貨屋が入っていたり、ハンドメイドから輸入雑貨、服屋さんもたくさんありました。
本当にあの一帯を歩いているだけで1日楽しめると思います。

私の場合はGoogle先生に頼ったりしないで、気になったお店に突撃入店する方法を取っていました。一期一会のお店との出会いが旅を楽しく彩ってくれると思っています。

 

そのため、ファンタジー世界の魔女が住んでいそうなドライフラワー店に遭遇したり、裏路地にポツンとあったBARが気になって一瞬通り過ぎたものの「今日は人生で一度きり!!!」と脳内を切り替えて挑み、店内に私1人という状況でソルティドッグ1杯を嗜んでみたり、私の身の丈には合っていない到底買えるはずのない服を「へぇ、いい感じね」と顔だけ平然としてみたり、それはまぁ一人旅を満喫しておりました。

 

個人的に気に入ったお店は、パーツを選んで自分だけのピアスを作ってくれるところです。
お店の壁一面にパーツが置いてあるのも綺麗ですし、こういうお店は東京で見かけたことがなかったので新鮮でした。(あまりにも人が多すぎると成り立たないから?)

 

 

最終日、帰りの飛行機は夕方だったのでそれまで観光することにしました。
向かったのはTHE・神戸北野異人館街
どうやらここには願いが叶うといわれるモノがたくさんあるということなので、パワースポット大好き人間にとっては行くしかない場所。

しかし、行くまでの坂道が本当に過酷だった!

港町ってだいたい坂が多いと思っているのですが、神戸の坂道は22年の人生で2番目にキツかったです。角度がえぐい。

小さい頃、墓参りで函館に行ったときは坂道からダンゴムシを転がしていた私も、神戸の坂道であのダンゴムシの気持ちがわかりました。あそこで転がされたらそのまま大阪湾へGOです。

ゼーハーなりながらも7館共通券を購入し(チケット売り場のお姉さんに可愛い笑顔で「お疲れ様です!」って言われた)、異人館で様々な展示を見ました。

 

間を通ったら幸せになれるやつ

 

間を通ったら幸せになれるやつpart2

 

座ったら幸せになれるやつ

 

触ったら幸せになれるやつ

 

磨いたら幸せになれるやつ(男女分かれてるけど、何も考えず男の方磨いてました)

 

とにかく運気上昇と名のつくものを全て触って座って磨いてました。

そんな私の目の前に現れたのは2人のおっさん。

独特なおっさんだな、と思いつつ写真を撮り、別の館へ行きました。

 

 

いやまたいるんかい。

なんか目つき悪くなってるし。

なんなのこの2人は、と思いつつまた写真を撮る私。

あとあと調べてみたところ、ドンキホーテの2人?らしいです。なるほど、ちゃんとしたおっさんたちだったのね。

 

 

そんなこんなで、その後の観光も

有名なスタバへ行って

 

ちょっとおしゃれに決めてみたけど、甘×甘という自爆のせいで飲み切れなかったり

 

有名な生田神社へお参りしたり

たくさんたくさん楽しんだ神戸一人旅でした。

 

 

私の人生初一人旅はこんな感じでした。
一応、大学の課題含めての旅だったので、純粋な一人旅とは言えませんが、私にとっては最高の一人旅スタートダッシュでした。

人それぞれ、旅に対しての考え方はあると思います。ただ、一人旅に関しては自由と楽しさが存分に味わえるものだと私は考えています。

計画から何もかも、自分の思うがままで、やりたいことができる。

私がこんな風に一人旅を好きになったのも、周りにいた方々が一人旅をしていたからで、その影響が強いです。

「あの人がしていたんだから、私にだってできるはず」

そういう気持ちでした。

人と人、みんなお互いを影響しあって生きているんですよね。
そういう関係を大事にしたいなと思います。

 

 

 

 

最後に、この記事内で何回「一人旅」という単語を使ったか数えてみました。

 

 

 

 

 

15回!!!!!!!!!!!!!!!

 

<2020年6月2日 17:27 noteにて>

ブログに戻る