過去の自分を読み返す

過去の自分を読み返す

小さな頃から、日記を書ける人間になりたいと思っていた。
日々のことを書き連ね、忘れないようにできるから。

しかし、三日坊主の私には到底できないことだった。まず習慣にできないのだ。

「きっと日記というものは、日々を大切に生きている人のできる崇高な行為なのかもしれない」とか何とか屁理屈を考えたりしていた。

ただ、昨今SNSが流行り、自分の気持ちをさらっと書くことができるようになった。
思ったときにすぐ書けるし、日記ほど気を入れなくても良い。

私にとって一番古いアカウントは2014年に作ったもので、様々な思いがたくさん詰まっている。
たまに遡ったりして懐かしさを感じていたが、スマホだと全部を見ることができなかった。

ということで、昨夜なんとなく全部を見ることにした。

文章を見るだけで当時のことを鮮明に思い出したし、こんなこと思ってたのかと忘れていたことも多々あった。

何回も見かけたのは「可愛い子はずるい」という嫉妬心。
心がダメダメだなぁと思った。

今もまだ「可愛い子はいいなぁ」と思う時もあるけれど、こんな私を好きでいてくれる人がいると知ったので、昔ほど気にしなくなった。
これでも少しは成長しているのだ。

また、写真に対する気持ちもよく書いてあった。
「どうしたらいいのか」という苦悩ばかりで、未だに悩んでいるよなぁと思った。
この悩みに対する正解はまだ見つからない。

 

 

色々読み返していて、過去の自分が少し愛おしくなった。
不器用でがむしゃらで、もがいて生きていたあの頃。

未来の自分が見たとき、今の私はどう見えているのだろうか。

 

<2020年6月23日 12:56 noteにて>

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